

このページは、InternetExplorer6.0以降
(サイズ中)に最適化されております。

トレーニングに対する多くの誤解と初動負荷 (トレーニング革命より抜粋)
| トレーニング効果の誤解
マシーンやバーベル等を使ってのトレーニングを行う機会が増えています。 しかし、「腹筋運動でお腹の脂肪除去」という考え方や、「バーベルで重い物が持ち上げられるようになれば、ボールが遠くへ投げられたり,速く走れる」等に代表される、困難な考え方が本質にベールをかけます。 トレーニングにおいて、関節の可動範囲や力の発生メカニズムを考えないで「筋力アップ」していても、つまり、ただバーベルを持ち挙げたり、マシーン類を適当に動かしていれば良いといったトレーニングでは大きな効果は期待できません。 肩の可動域が失われている中でもベンチ・プレスは行えますし、 胸筋等の発達も示されます。しかし、このような形で鍛えても「投動作」や「泳ぐ」といったことの強化に結びつけるには難しさがあります。 競技選手にとっての筋力トレーニングの目的は、その競技能力の向上のために、 @筋肉の使い方を学ぶ、Aエネルギー量を得るということであり、 「トレーニングのためのトレーニングではなく」、「動く体を作るためのトレーニング」を実践することが重要です。 |
| 「運動神経」に関する誤解
「運動神経」とか「センス」と呼ばれるものがあります。 しかし、これは絶対的な決定因子ではありません。「このフォームがとれないからセンスが悪い」等と表現することが多いようですが、誤った解釈も多く含まれています。 あるフォームをとるには、体が柔軟でなければならない−その体の可動域が小さいために、余分なムーブメントが出現する。また脚のある筋肉が硬化状態にあれば、膝を真っすぐスムーズに引き上げられなくて、ぎこちない走り方になり、そのために持久力も失われる−このような例は枚挙にいとまがありません。 「運動神経」や「センス」が「人格」と同じように判断されているケースもあるようですが、決してそうではありませんし、多くの場合、その時点での筋肉を中心とした体の機能の状況や機会に問題があります。運動やトレーニング主人体機能が行っているものだという認識を正しく持ちたいものです。 |
| ウエイトトレーニングとボディービルの混同
ウェイト・トレーニングは、別名〔漸増的荷負荷運動〕と呼ばれます。バーベルやマシーン類の重りや圧力を反復できる力を徐々に高め、体(筋肉)を発達させるといった意味です。 ボディビルや重量挙げは〔ウェイト〕を扱う競技の一形態です。これらをウェイト・トレーニングそのものと考えると混乱を招きます。 ボディビルは、バランスの取れた筋肉の最大限の発達を目指し、重量挙げやパワー・リフティングは、筋力や瞬発力を中心として、その挙上能力を目指します。 ウェイト・トレーニングは、以上で見た@筋力、A筋量、B全身持久力、C瞬発力のアップ、D競技技術との融合性E競技フォームの追求、Fアスレチック・リハビリテーションのために行うものです。 何を目的にするか、アスリートならどこをどのように鍛えれば競技能力が向上するのかといった方向性によって取り組みに変化が生じます。 スピードを高めるためには、スピード系のトレーニング種目が必要です。そして、これと相反するようですが、「力は強くなったけれど、スピードはアップしなかった」という現実は、そのベーシックなトレーニング・フォーム、つまり鍛える際の出力形態に問題があることも多いのです。 |
| 反復リズムの誤解
筋肉を発達させるテクニックの一つに反復リズムがあります。一般的には「ゆっくり上げて、ゆっくり下ろす」トレーニングが主体とされ、スピードを高めるトレーニングでは最大速度の反復を基調とします。 ボディビル・トレーニングの基調である「ゆっくり上げて、ゆっくり下ろす」は、鍛えている筋肉に意識を集中させ、一定時間の筋肉の出力を高めることを目的としています。 ただし、この方法を正しく理解していなかったり、この方法だけに終始していたのでは、筋肉の高度な発達は望めません。まず、運動時間が余りにも長くなると、拮抗筋への負担がかかりすぎるようになるので、筋肉を十分刺激できなくなるわけです。 そのため、一般競技者のテクニックとして、バーベルやマシーン類の下降時には深呼吸に合わせてゆっくり下ろし、挙上時に最大速度を加える「スイッチ機構」を鍛えるトレーニングが有効です。 |
| トレーニング開始年齢と、その誤解
ウェイト・トレーニングに代表される筋力トレーニングは、何歳くらいから開始するのが良いかと論議されます。低年齢期に開始すると身長が伸びない、危険だ、必要ではないという迷信に振り回されているケースも少なくありません。 しかし実際には〔器具を用いないトレーニング〕の形で小学校あたりから、航立て伏せ、腹筋運動、上体反らし、鉄棒での懸垂等、随所に展開されているのです。子供に腕立て伏せならば良いけれど、ベンチ・プレスは駄目という根拠はどこにもなく、歴史的にバーベルやマシーンに威圧感を感じて誤解を抱いているだけかも知れません。 確かに低年齢期は、球技等に代表される巧緻性運動等に取り組む割合を高める必要性があります。巧緻性の決定要因は「運動神経」と呼ばれるものに限定されるのではなく、筋力、可動域、また、その体の使い方、いわゆる運動フォームを知っているか、低年齢期であれば、それを正しく教えてもらえるような環境にあるか等、様々な要因がミックスされたものです。 問題になるのは「集中力」です。バーベルやマシーンに対してフォームを作ることができ、トレーニングに興味を持ち、集中力を高く維持できる子供ならば、積極的に取り組むようにしたいものです。この時期の筋力トレーニングは先のような理由で難しい部分がありますが、これをクリアするために努力することには大きな意義があります。「体の使い方を覚える」ということにつながるからです。 正確な筋力トレーニング(スクワット等)で体の使い方を覚え、筋肉に適正な負荷を与える練習をすることが重要なのです。 |
| 初動負荷理論とは?(簡単にまとめてみました)
筋肉の「弛緩−伸張−短縮」の一連の動作を、慣性の勢いであるいは加速的に行う負荷形態の事を示し、「関節可動域の増大」「酸素供給」「血流確保がスムーズで、乳酸等の疲労物質の発生が少ない」また、「他の条件によって発生した乳酸等の除去能力」の高さに注目が集まっています。 従来の、油圧・チューブトレーニング等に代表される終動負荷トレーニングでは、動作の初めから終わりまで一定の負荷がかかるため、うっ血や体がこわばりなどで、競技の動きが鈍くなった経験があると思います。そのことが筋肉が発達しているためのこわばりと誤解して、満足してしまうケースも少なくありません。 初動負荷理論に基づいたトレーニングを円滑に行うため、ワールドウイングのマシーン設備は、全くのオリジナルなのです。具体的に言うと、動作の初めにかかった負荷の反動で動作の終わりにはポンと力が抜けるように作られています。そのため、他のどんなジムでも経験できない、「柔軟性と弾力性があり、スムーズなエネルギー伝達が行われる体づくり」を可能にしてくれるのです |